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場末の居酒屋


以前、古典芸能関係の仕事をしていたことがある。

九州、四国、中国地方が自分の担当で一年のうち3~4ヶ月は出張に赴いた。

 

福岡空港に着いたら月契約でレンタカーを借りて明日の行き先は自分で決める。

次の目的地の近くまで行ったら自分で安宿を探して泊まる。

まぁだいたい一日に300kmぐらい走って、一度出張に出たら休みなし。

 

体力的にも精神的にもなかなかキツイ仕事だったけど…

田舎道を走ってると時々ホッとするオアシスの様な光景に遭遇して車を停める。

それは山間の小さな集落だったり、石を積んだだけの波静かな船着き場だったり…

茅葺屋根、小さな祠、畦道、段々畑、棚田、小さな港、猫、バス停で話し込むお婆さん…

どこか懐かしく、何故か切ない…

 

観光地化された人が集まる名勝旧跡はいくらでもあるんだけどそっちには足が向かない。

なんでだろう?

カネの匂いがするからかな…

 

誰もが素通りするような田舎の日常の景色が好きだ。

なんでだろう?

生活や営みの匂いを感じるからかな…

 

夜もそんな感じで…

 

安宿に荷物を下ろして一風呂浴びたら居酒屋を探しに出掛けるんだけど…

駅前とか繁華街とは逆方向に歩く。

自分のようなヨソ者が行くような店じゃない、地元の人達だけに愛されてる店…

そんな場末の店をわざわざ探す。

 

そうするとね…

たまたまカウンターで隣り合った人と意気投合して二軒目三軒目とか…

店主と意気投合して「今日はウチに泊まってけ!」とか…

旅の途中での一期一会に慰められることも多い。

 

常に熾烈な競争に曝される繁華街の居酒屋じゃこんなことはまずない。

その上家賃は高いし、合理化と効率化が求められるから…

結局、どこにでもあるような店に標準化されてしまう。

商業主義だから仕方ないけど、残り香はやっぱりカネの匂いになっちまう。

 

反して場末の店は…

料理や酒に味があるように、店に独特の味がある。

それが店とお客さんが醸しだす極上の味だったりする。

 

場末(ばすえ)…

辞書をひくと、賑やかな中心から外れた場所とか街はずれとか…

 

あんまりいい意味じゃ使われない言葉だけど…

俺は好きだな…場末。

 

だってさ…

場末に逃れてホントによかったって思ってるモン!!(^^)!

 

さて、新着の隠し酒!

 

辰泉 純米 秋あがり (会津若松)

 

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冷やでも燗でも旨いよ~!

 

今日の日替わりはこちら

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睦乃家 二代目鉄五郎

住所    〒190-0012
      東京都立川市曙町1-23-10
アクセス  JR中央線立川駅北口から徒歩5分
TEL     042-527-6776
営業時間  17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日   不定休

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