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お・も・て・な・し


あの滝川クリステルさんの艶っぽい「お・も・て・な・し」が記憶に新しい。

東京オリンピック招致決定に国中が沸いた。

あれから都知事のカネの問題、新国立競技場問題、公式エンブレム問題と…

何かといろいろミソが付いてしまって、あの熱狂ぶりはどこに行ってしまったんだろう?

 

それはさておき…

 

あの招致プレゼンテーションでの「お・も・て・な・し」に人々は何を感じたのだろうか?

 

実は自分はですねぇ…

少々の違和感を覚えたんですよ。

 

そもそも「おもてなし」って提供する側が使う言葉なのかねぇ…?

 

ほら、例えば結婚式や謝恩会なんかで冒頭の挨拶では「粗酒粗肴でございますが…」が慣例。

お開きの挨拶では「充分なおもてなしに至らず云々…」

客人を迎える際には「粗茶でございます」

「ごちそうさまでした」と言われれば「お粗末さまでした」

 

これが日本人の持つ謙譲の美徳であり奥ゆかしさだと思うんだけどね。

 

どんなに手厚くもてなしても…

どんなに自信を持って作った料理を提供しても…

大したことはしてません、お粗末さまでした。

 

だけど…

これは日本人同志ならコミュニケーションとして共有出来るけど…

相手が他国の方だと理解されないだろう。

 

「イヤよイヤよも好きのうち」

これは日本人だから通用する概念だけど、外国ではNOはどう逆立ちしてもNO。

よく外国の方から「日本人は何を考えているのかわからない」と言われる所以だろう。

 

従って、諸外国の方々を前にプレゼンテーションする際に…

「大したことは出来ませんが…」とやってしまったら「あぁそうなのか…」で終わってしまう。

 

だから…

オリンピック招致のあのプレゼンテーションは諸外国の方々を説得するという点では間違ってない。

ベタベタの日本人の顔ではなく、滝川クリステルさんを起用したのも最良の選択だと思う。

あのプレゼンを企画した広告代理店の大殊勲だと思う。

 

ただ…

日本人の持つ独特の美徳観やアイデンティティーを他国に知らしめるという点ではどうだったんだろう…

何を考えているのかがわからない日本人をわからせる千載一遇のチャンスだったんじゃないかなぁ…

その一点だけが違和感として残ってる。

 

それから…

最近、日本人同志でもなかなか言語が難しくなったなぁ…と感じることがある。

特に20代、30代の若いお客さんに多いんだけど…

「おやっさん!この〆鯖ヤバいっす!」

「大将!この壺焼きズルいっす!」

「ここのモツ煮、フツーに旨くね?」

一瞬躊躇してしまう言葉が飛び出すことが多々ある。

まぁどれも称賛の意だということが後でわかってホッとするんだけど…

う~ん…日本語の使い方って広すぎて難しいよねぇ~

これじゃ外人さんにわかってくれ!って言ったって無理だよなぁ。

 

まっ、そんなわけで…

当店では大したおもてなしも出来ませんが…

どこよりも旨い!な~んて口が裂けても言えませんが…

これからも宜しくお願い申し上げます。

 

ツラツラと駄文長文にお付き合い賜り誠に有難うございます。

 

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睦乃家 二代目鉄五郎

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